窮奇
かまいたち

□■出典■□
画図百鬼夜行
陰ノ巻
□■妖怪画■□
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□■解説■□
かまいたちは、漢字で書くと「鎌鼬」が普通であり、石燕の絵においても、鼬を元にしたイメージで描かれてる。だいたいは旋風のお化けで、出会うと鋭い鎌で切ったような切り口の傷ができるが、 痛みも出血もみられません。
命にまでかかわることはあまりないが、生血を吸うといわれている地方もある。また、岐阜や長野の方では、三人組(三匹組?)で 現われ、最初が人を倒し、二番目が切りつけ、最後が薬をつけていくと言われている。暦を踏むと出会うという話や、古暦の黒焼きで傷が早く治るという話も伝えられ、暦と何か関係があり、 旋風ということから出現時期が限られていたせいかもしれない。
画の中で当てられている漢字は「窮奇」だが、窮奇は中国の「左伝」や「山海経」にみられる妖怪の事をさす。はりねずみの毛をもち、手足の鈎爪で人を殺す妖怪で、鎌鼬よりはずいぶん凶暴である。あまり同じ妖怪にはみえないが、どのような経緯で「窮奇」=「かまいたち」になったのかは不明。
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妖怪大辞典